作者:蜂銀
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海潮的鸣响。
细沙还残留着白日阳光的温度,暖意勾勒出脚掌的轮廓。
被月光轻柔地覆盖着的世界。
映入眼帘的,是并列的两行脚印。
独自一人的少女缓缓行走着。
从浅睡眠中醒来,他努力从床上撑起身来,靠在墙上。
房间里并没有开灯,在几乎可以模糊掉自我的黑暗中,他放缓呼吸,感受着包围自己脚掌的暖意逐渐消退的过程。
是第几次做这样的梦了?
少年没能得到答案,他只是等待着那轮廓完全消失,然后拿起放在一旁的义肢安上。
义肢反映着夜晚真正的温度,和关节拼接好时会发出干脆的声响。
少年穿上冬季校服。
街道上的路灯并没有点亮,少年借着还不算明亮的日光,费劲地翻过一片废墟。
事到如今还在坚持登校的原因自己也解释不清。班上的空位已经有三分之一左右,英语和数学的老师也没有再来过,但大家还是会穿好制服来到学校。管风纪的体育老师还是会站在塌了一半的校门旁,和大家问早。
社会似乎还在这里留存。
少年走进还有些陌生的教室,在自己的座位上坐下来。身后的空位是已经去参军的好友的,两周前,他们刚从倒塌的校舍里把好友低他一级的女友的一部分挖掘出来。右边的空位似乎是某个话很少的女孩子,可惜少年既记不清她的名字,也没能想起女孩不再出勤的日期。
总之,那个座位就这样空了出来,少年会把自己的书包挂在那张桌子左边的挂钩上。
坐在少年前方座位的男孩学习成绩一直很好,少年也有试过学他那样把时间都花在习题集上,但无奈怎样都难以集中注意,只好读一些家里带来的文库本。
最近在读的是在姐姐的房间里找到的蔷薇小说系列,书中有一位剑技惊人,留黑色长发,会边舞剑边吟悲悯亡魂俳句的美男子,但在封面上脸庞显得有些女性化。
不知不觉到了午休的时间,学校现在算出勤只用半天,少年在座位上吃完了发的面包,把文库本和教材收好。
海边和梦中相比并没太多变化。
鞋底有时能踩到金属小片,发出的声响混在细沙和泛着泡沫海浪的摩擦之中,像乐池里首席提琴失误的错音。少年有时会听到海鸥的鸣叫,但抬头却找不到白鸟的身影。
世界的音量在第一次轰炸之后便被调小了,并不唐突地安静下来。少年有些中意更为安静的世界,但有时也会想念梦中海潮的鸣响。
无可避免地,他想起梦中的少女来。少女是他的初恋女友,印象中很爱说抱歉,一天能听她说很多次抱歉。
少女算得上可爱,在被告白时,他没经过太多思考就同意了,后来两个人的磨合却是花了好一番功夫。白天时少年似乎总有点不好意思和少女待在一起,但晚上他们会在海边散步,聊一些白天想讲的话。但即使是散步,两人大多数时候也不会并肩走,往往在平行的脚印之间隔着一小段的时空。
后来,也许是第一次轰炸,也有可能是第二次轰炸,少女自那之后便没再来上学了。
独自一人的少年缓缓行走着。
回过神来的时候,已经是黄昏。
海平线的方向,太阳正进行着激烈的燃尽,将半边天空烧得火红。迎着已算不上刺眼的阳光,少年看见两个黑影背光飞来。
是飞机。
引擎的轰鸣刺破了平静的天幕,少年站在原地看着它们的铁翼划过,小镇的广播开始发出刺耳的警报。
他闭上双眼。
少年听见退潮的细碎水花,听见海鸥归家的信号,听见钢铁摩擦空气的鸣响,听见光与热的爆发。
世界在震颤。
他听见千濑轻轻叫他的名字。
“景。”少年的女友吐出音节。
名为景的少年睁开眼睛,在他面前的是许久不见的女友千濑。
除开背上生长的铁翼,以及变成似乎是奇怪形状武器的双手,女孩似乎没有什么变化,她的脸庞还留着一点害羞的红晕。
“千濑,好久不见。”
少女还是没有习惯被直接称呼名字,她慌乱地躲闪着少年的目光,“是的,好久不见,景。”
千濑像是想起什么,稍微背过身,很勉强地笑了笑。
“抱歉,让你看到我这副样子。”
“没什么,毕竟千濑一直都很可爱。”
比起以前,现在似乎能更为自然地讲出的话语,少年不自主地在心里暗自感谢神明。
两人并肩在沙滩上散步,已经是夜晚,身后的火光给夜空镀上美丽的光晕。
“千濑是从哪里回来的?”
“南边哦,在那边的任务做完了。”
手臂有时会相触,少女最开始还会下意识的移开被改造过的手臂,但现在已经很安心地被少年牵着了。
手掌的温度算不上高,只是轻轻地环绕着像是炮管的部件。
“接下来要去哪里呢?”
“不会再离开了,这里就是我最后的任务目标。”
“要毁掉吗?”
“是的。”
少年注意着少女的表情。
“总感觉,任务做完了会很寂寞。”
“我会陪你的。”少年这样讲。
在天空中飞翔的少女。
少年注视着她轻抬双手,她的短发被风吹得有些凌乱。
夜空中,能看到明亮的群星。
然后,世界便毁灭了,像一幅轻易被打碎的拼接画。
少年航行在宇宙之中。
飞船是少女变成的,她身上的机械以匪夷所思的形式展开,随后以她为核心再组合成了巨大的飞船。
少年隔着舷窗眺望四分五裂的星球。
“我们要去哪里?”少年问少女。
“世界的尽头。”面前的屏幕浮现出字样。
“世界的尽头在哪里?”
输入的光标停顿了一会儿,才接着显示出句子来。
“在梦的终结。”
“在那之前,我会先死吧。”少年徜徉在无机质的世界中央,轻声说。
“但我们会一直相爱。”
那光标这样说。
潮騒の音。
細かい砂はまだ一日の日差しで温かく、その温もりが足の裏の輪郭を描いている。
月明かりに優しく覆われた世界。
2列の足跡が並んでいるのが見える。
たった一人、ゆっくりと歩く少女。
軽い眠りから覚めた彼は、ベッドから必死に体を起こし、壁にもたれかかった。
部屋に明かりはなく、自分もぼやけそうな闇の中で、呼吸を緩め、前足を包んでいた温もりが徐々に薄れていくのを感じた。
この夢は何度見たのだろう。
少年は答えが出なかった、ただおんどが消えるのを待って、脇に置いてあった義足を手に取り、装着した。
義肢は夜の実温度を反映し、関節に装着すると乾いた音がする。
彼は冬服に身を包んだ。
街灯がなく、明るいとは言えない昼間の瓦礫の中を、少年はもがきながら歩いていた。
この期に及んでまだ入校にこだわる理由は、本人の説明の及ばないところであった。 クラスは3分の1くらい空っぽで、英語と数学の先生は出勤てきませんが、それでもみんな制服で登校しています。 風紀委員担当の体育教師は、今も半分倒れた校門の脇に立って、みんなに「おはようございます」と挨拶している。
社会はまだここにあるようです。
少年は、まだどこか見慣れない教室に入り、自分の席に座った。 後ろの空席は、倒壊した校舎から一階下の親友の恋人の一部を発掘したわずか2週間後に、軍隊に入隊するために出て行った親友の席である。 右側の空いた席には、ほとんど何も言わない女の子が座っているようだったが、残念ながら少年はその女の子の名前も、その女の子がいなくなった日付も覚えていなかった。
とにかく、その席は空席で、少年はそのテーブルの左側のフックにランドセルをかけるのだ。
前の席に座った少年は、もともと学校の成績がよく、問題集にできるだけ時間をかけようと思っていたが、集中力が続かず、家から持ってきた文庫本を読んでいた。
最近は、姉の部屋にあったBLの小説シリーズで、剣の腕がすごい美男子で黒髪ロング、死者を憐れむ俳句を唱えながら剣で踊るのですが、表紙はちょっと女性っぽい顔をしています。
昼休みになり、登校時間が半日になったことも知らずに、渡されたパンを自分の席で食べ終え、文庫本と教科書を片付けた。
浜辺は夢の中とあまり変わっていない。
靴底が時々小さな金属片に当たる。その音が細かい砂や泡立つ波の摩擦音と混じって、まるでバイオリン長の誤射のようだ。 少年は時々カモメの鳴き声が聞こえるが、見上げても白い鳥を見つけることができない。
最初の砲撃の後、世界の音量は小さくなり、急に静かになったわけではありません。彼は、静かな世界にどこか憧れていた。しかし、夢で聞いた潮騒が恋しくこともあっる。
どうしても、夢に出てくる少女を思い浮かべてしまうのだ。 彼女は初めての彼女で、一日に何度も「ごめんなさい」という声が聞こえるほど覚えていたそうだ。
彼女が可愛かったので、告白されるとあまり考えずに返事してしまったが、二人の絆が深まるには時間がかかった。 日中、少年は少女と一緒にいることをいつも少し恥ずかしがっていた。しかし夜、彼らは海岸を歩きながら、日中に話したかったことを話すのだ。 しかし、歩いたとしても、2人が並んで歩くことはほとんどなく、平行した足跡が少し離れていることが多い。
その後、1回目の被爆か、2回目の被爆か、それ以来、少女は学校に来なくなった。
たった一人、ゆっくりと歩く少年。
気づいたの時は夕暮れだった。
海の水平線の方角では、太陽が激しく燃え尽きて、空の半分を真っ赤に染めている。 眩しくなくなった太陽を背に、少年は逆光で飛ぶ2の黒影を見た。
飛行機である。
町のラジオから警報が鳴り響き、彼はその翼が通り過ぎるのをじっと見ていた。
彼は目を閉じている。
少年は、引き潮の小さな水しぶき、カモメが家に帰る合図、空気に触れる鉄の音、光と熱の爆発を聞いた。
世界が震撼した。
チセが自分の名前を優しく呼ぶのが聞こえた。
「けい」" 少年の恋人は音を吐き出した。
けいが目を開けると、目の前には長い間会っていなかった彼女、チセがいた。
背中に生えた鉄の翼と、奇妙な形の武器らしきものに変化した手を除けば、少女はあまり変わっていないようで、その顔はまだ少し恥ずかしそうに赤らんでいた。
「チセ、久しぶり」
まだ呼び捨てことに慣れていない少女は、慌てて少年の視線をかわした。「はい、お久しぶりです、けい」。
何かを思い出したかのように、ちせはわずかに背中を向けて微笑んだ。
「こんな姿を見せてしまって...」
「なんでもない、やっぱりチセは昔から可愛かった」
以前よりも自然に出てくるようになったその言葉に、少年は思わず内心で神々に感謝した。
二人は並んで浜辺を歩いた。もう夜で、背後の火が夜空を美しく照らしていた。
「チセはどこから戻ってきたのか。」
「南、そこで私の使命は終わった。」
腕は時々触れ、少女は最初、無意識のうちに改造した腕を遠ざけたものだが、今では少年に抱かれてすっかり安心しきっている。
その手のひらは、大砲の砲身のようなものを優しく包んでいるだけで、決して温かいとは言えない。
「次はどこに行くんだ。」
「もう二度と離れない、これが私の最後の任務の目標だ」
「破壊するつもりか。」
「はい。」
少年は少女の表情を見ていた。
「任務が終わるといつも寂しくなる 。」
「付き合うてっば。」彼はこういって。
空に舞う少女。
短い髪を風で少し乱しながら、軽く両手を挙げて、少年はその様子を眺めていた。
夜空には明るい星が見える。
そして、パッチワークの絵が簡単に粉々になるように、世界が破壊される。
少年は宇宙を航海していた。
船は少女に変身し、彼女の体の中の機械は不気味な形に展開し、彼女を核とした巨大な船に再び組み上がる。
少年は、舷窓からボロボロの惑星を覗き込んだ。
「どこに行くんだ。」 彼は、若い女の子に尋ねた。
「世界の終わりに」目の前のスクリーンに文字が浮かび上がった。
「世界の終わりはどこか。」
入力されたカーソルは一瞬止まり、その後文章が表示された。
「それわ、夢の終わりだ。」
「そうなる前に、僕が死ぬんだろうかな。」 無機質な世界の真ん中に迷い込んだ少年、こうささやいた。
「しかし、私たちはずっと恋しています。」
カーソルはそう言っていた。
看这篇的时候其实想到了一个读过的简历和作品。是个在日本留学的小伙,还在FS社实习过。他的那篇小说和这篇的意趣有点点像,而且同样给了中日双语版本(
故事情节本身让我想起的是SCP里面的【登神】故事中心页的结局,其中一个核心线索角色枪炮女Monica的结局。在《登神》故事时间线的结尾,地球在人类扬升的余韵中毁灭,而那些真正脱胎换骨,成为伟大不朽之物的曾经的凡人们向人类的摇篮告别,前往未知的群星。(http://scp-wiki-cn.wikidot.com/thrive)
这篇故事本身世界观比较迷离,在碎片中猜想是某个我没有玩过的舰系作品世界观。切入的角度很有趣,如果是我来写的话或许会更加贴近世界观一点吧。摩挲那种世界和设定质地的感觉,这种比较“隔”的写法虽然可以激发想象力,却也终究隔靴挠痒了一点点。
本文是先日语写完再译回中文,其实写的时候也没想太多,只是想试着写写世界系的作品,但在翻译回来的时候遇到诸多困难。语言壁垒总给人难以跨越的感觉,写只花了两天,而翻译花了十天左右...
世界观其实是自己还不完整的构想,有机会还会用其他作品来完善的!
这个设定,是最终兵器彼女吧……连最后一话的标题都照搬了。(作者的启蒙番就这么胃痛啊。
那种挥之不去的浓烈哀伤弥漫在每一次骂あほう欲言又止的怔忡、故作坚强的宣告和高潮后空虚的表情里,
要说这是不是一种間(ま)的美学呢……